年末の松山は思いのほか寒かった・・・。雨と寒さにやられ予定していた松山城はパス。冷えた体を椿の湯であたためました。↓
この日の宿道後ややにチェックインし、この旅一番のメインとなる道後温泉本館に入浴しに行きます。
年末の道後温泉は大混雑
椿の湯でしばらく時間をつぶしましたが、さすがにロビーでボーっとするのも限界になり、とりあえず道後温泉本館の様子を見に行くことにしました。
朝、荷物を置きに来たときはがらんとしていた商店街も様子が一変。人でごった返しています。そうか、この日は29日。世間は正月休みに突入したのだなと実感。
道後温泉本館の前にも人だかり。案内のお姉さんに聞いてみると、神の湯の入浴のみならすぐに案内できるとのこと。それ以外はなんと1時間待ち!! ちなみに道後温泉本館の入浴システムは以下のように分かれています。
〇神の湯の入浴のみ 410円
〇神の湯二階席(おせんべい付き) 840円
〇霊の湯二階席(おせんべい付き) 1250円
※神の湯・霊の湯両方入浴可・又神殿見学付き
〇霊の湯三階個室(坊ちゃんだんご付き) 1550円
夕方暗くなったころに入りに行こうと思ってましたが、これからどんどん混雑が増すという話ですぐに入ることに決めました。
ということで整理券をゲット。携帯電話を登録しておけば順番に近くなると連絡がきます。とりあえず、宿に戻って順番を待つことにしました。
1時間待ちということでしたが、結局30分で電話が来ました。
ちなみに11月23日(勤労感謝の日)にパパが道後温泉を訪れています。この時の様子は
こんな感じ。人がいませんね~。時間は10時頃ということで一番すいてる時間帯だったのかもしれませんね。
霊の湯二階席
今回選んだコースは迷った末、霊の湯二階席にしました。2か所両方入浴してみたかったことと、又神殿を見てみたかったのでこちらにしました。大人1250円、子供620円で未就学児の次女も子供料金がかかりました。
改札口で浴券を見せていざ中へ!残念ながら館内撮影禁止(休憩スペースはOK)のため中の様子の写真はありません。アメニティ類はみかん石鹸付きの貸しタオルが60円、シャンプーリンスが50円など爆安価格で用意されてます。
中に入ると案内係の人が立っていて、コース毎に客を案内していきます。まるでベルトコンベアーに乗った気分。
言われるがまま、進路を進むと休憩スペースの大広間に到着。待ち構えていたおば様方が浴衣をセッティングしてくれ入浴手順を説明してくれます。子どもの浴衣があるかどうか心配してましたが、ちゃんとサイズの合った浴衣を用意してくれました。
大広間は神の湯二階席の方が広くて開放感があったので、休憩スペース的には神の湯の方が良さそうです。
貴重品以外の荷物を置いて、まずは霊の湯へ。
↑公式サイトよりお借りしました。
こじんまりとした浴室ですが、あまり人がいなくて気持ちよく入浴できました。湯温がちょうど良くて本当に気持ちよかった~!ここも椿の湯同様ゆっくりつかりたかったけど、子供がすぐに飽きて物足りないまま出ることに。
次はもう一つの神の湯へ。
(公式サイトより)
バタバタと浴衣を着て移動(;^ω^)こちらは霊の湯より広いですが、とにかくすごい人!!!浴槽の淵に隙間なく人が座ってる状態。浴室に入るとなんだか匂いも気になる・・・。とりあえず湯にはつかりましたが、とてもじゃないけどゆっくりする気分にはなれず、1分くらい体を沈めてすぐに出ました。
神の湯も待ちはできてしまいますが、もう少し入場制限かけた方がいいのではと思ってしまいました。
結局しっかりお湯を堪能しないまま入浴終了。
広間に戻るとお茶とお菓子を用意してくれます。ゆっくり寛ぎたいところですが、しっかり温まってこなかったため、体が冷えてきてしまいお茶を飲み終わるとさっさと着替えへ。長女には浴衣を来た意味が分からなかったらしく「何のために浴衣に着替えたの?」と言われてしまいました(;^ω^)
女性用の着替えスペースが用意されておりそこで浴衣から着替えることができます。姿見とドライヤーもあるので身支度を整えるのに問題ありません。
着替えた後は皇室専用浴室である又新殿を見学しました。日本で唯一の皇室のお風呂ということで、御影石の浴槽や畳敷きのお手洗いなど、なかなか見ることができない場所を見学できてなかなか興味深かったです。
道後温泉で郷土料理「おいでん家」
入浴後いったん宿に戻り少し休憩。夕食は電車に乗って大街道まで食べに行こうと思ってましたが、長女に近くで食べたいと言われてしまい道後温泉本館の前にある「おいでん家」で食べることにしました。
開店の5時半に合わせて店に向かいます。道後温泉本館にはさっきより人が集まってました。やっぱり早めに入って正解だったようです。
5時半過ぎに入店するとすでに満席!開店前に来るんだった!大失敗です。順番は2番目でしたが、席に案内されるまで40分待ちました。
宇和島の鯛めしと色々な郷土料理を食べたかったので、ここはちょっと奮発して郷土料理御前にしました。長女はお茶漬けが好きなのであぶり鯛めしを注文。
頼んだ後に食べきれるか不安になってきました(;^ω^)子どもたちは小食な上に、待ってる間寝てしまった次女はまだ目が覚めず。パパがいる感覚で頼んでしまいました。
長女のあぶり鯛めし。やばい!ごはんの量が結構ある!案の定一人前食べきれず。
この鯛めしは、ひしおをかけて食べるスタイル。このひしおがかなり甘くて、うーんなんだかはっきりしない味。途中から醤油かけちゃいました(;^ω^)鯛にたいしてごはんの量がかなり多いので鯛茶漬けというより、汁かけ飯みたいなかんじであまり美味しさを実感できませんでした。
じゃこ天、冷奴、ふぐの唐揚げ、ふか(さめ)の湯ざらし、刺身に写真がないですが鯛を蒸したものが出てきました。刺身はさすがの美味しさ!鯛は火を通すとパサつくイメージがあったのですが、鯛の蒸し物も身がしっとりしてて今までのイメージが変わりました。一番印象的だったのがふかの湯ざらし。サメを食べたことがなかったため、恐々口にしましたが、まったくアンモニア臭などはなく弾力のある身が酢味噌にあってとっても美味しかったです。
で、やっぱり量が多い!これは一人じゃ食べきれないので次女を起こし、食べさせます(;^ω^)食べ物が口に入ると目が覚めたのか、もりもり食べだし何とか完食。
すごく食べてみたかった宇和島の鯛めし。鯛の刺身+卵かけごはんですね。美味しかったですが、もうこの時点でかなりお腹が膨れていたため、なかば無理矢理口に運びました。
デザートは別腹~。美味しくいただきました。
こちらのお店、道後温泉という観光地にある割には良心的な価格で美味しい郷土料理が一通り食べられるためおすすめです。
満腹のおなかをさすりながら(でも一六タルトで宿で食べるデザートを購入)宿に戻ります。
19時半ごろの道後温泉本館。まだまだ人が途切れませんね・・・。
この後は宿に戻り、フェリーでの寝不足を取り戻すため9時に寝ました。
3日目終了。4日目は愛媛から香川を経由し姫路に移動です。