2015年大晦日さぬきうどんの食べ歩き続きです。
さぬき麺之介
バカ一代を出て、そこから3店目のうどん屋まで歩いていくか、ことでんで移動するか今回の旅のプランナーである夫から聞かれます。もうここまで結構な距離歩いてるし、この後こんぴらさんにも行く予定と聞いて「ことでん」と即答。私はもちろん、子どもたちにも疲れの色が見えたので。これが後々火種となります。
花園駅まで引き返す道をダラダラふざけながら歩く母子3人。たくさんうどんを食べたいパパはその様子にイライラ。タイミングが悪いことに、ちょうどことでんが目の前で行ってしまいました。ここで20分待ち。はい、パパのイライラスイッチに着火!
「だから、歩いた方がいいと思ったんだよ!」となぜか切れてくるパパ。えー!人に選択を委ねといてそりゃないでしょー"(-""-)"と私もイラッ!
そして長女にも、食べ歩きするやる気が足りないと謎の説教。うつむく長女(笑)
全然関係ないところで、転んで一人泣く次女。この状況がおかしくなってきて一枚撮影する私。険悪な雰囲気の中20分の電車待ちとなりました。
ことでんに乗ったら、みんなそれぞれ快方に向かい(笑)3店目「さぬき麺之介」へ。
瓦町駅のすぐそば。とても小さなお店で、カウンター数席と奥にテーブル席が一つ。カウンターにお客さんが座ってると後ろを通るのも一苦労です。
非常に寡黙というか不愛想というか商売っ気のない店主です。入っちゃ迷惑だったかなと客のこちらが気を使ってしまうくらい素っ気ない対応をされます。いやいや、これも良くとれば職人っぽくていいうどんを食べさせてくれるんじゃという期待につながりますので、これでいいのでしょう。注文してから、製麺して切りたて茹でたてを食べられます。
カレーうどんにしようと思ったら売り切れだった残念。
ぶっかけを注文。一口食べて第一印象「ぬるい」。ぶっかけというと、きんきんに締めてある店が多いですが、ここはあえてなのかな?締めが甘いです。麺は太さがまばらですが、のどごしは良いですね。うまーい!と叫ぶほどではないですが、ジワジワ美味しさが追いかけてくるそんなうどんでした。
赤坂製麺所
麺之介でそこそこおなかいっぱいになった私。時刻はすでに13時半。これからこんぴらさんに行くとするとそろそろうどん巡りは切り上げたいところ。パパはまだまだ回りたい様子でしたが、次の店で最後にしてもらいます。
瓦町駅から今度は陶駅へ移動。口コミでは衛生面で難ありとか、まずいとか賛否両論の赤坂製麺所へ向かいます。私と長女は行くことに消極的(やっぱり汚いところは勘弁)でしたが、パパがどうしても!とのことで渋々付き合います。
陶駅を出るとすぐ見えてきます。いや、マジか。店構えを目の当たりにしてホントにここで食べるの~?と一気に不安になります。
年季が入りすぎている店にドン引き。パパと次女は食べる気満々。
なぜパパがこんなにこだわるかというと、この日で閉店のお店でもう二度と食べられないかもしれないから。
閉店間際の14時半入店。先客がいてホッとします。汚いかもという先入観ありで恐る恐る入店しましたが、潔癖じゃないので全然問題なし。逆に田舎のおじいちゃんおばあちゃんちという佇まいで安心しました。
おじいちゃんが亡くなっておばあちゃんが一人で店を切り盛り。立ち退きのためこの日いっぱいで店を閉めるとのこと。
ぬくいか冷たい、だしかしょうゆを選んで麺をゆでてもらいます。ねぎは自分でチョキチョキ。決してキレイとは言えないこの提供の仕方が気になる人には気になるのでしょう。でも私は潔癖とは程遠い人間なのでこのレベルなら全く問題ありません。
子どもたちも楽しんでねぎを切っています。しょうゆうどんを頼んだので、しょうゆもセルフで回しかけます。
麺はさぬきうどんのイメージとは真逆な柔らかい麺です。コシの強い麺を期待していくとがっかりしてしまうでしょうね。その辺が「まずい」という評価の理由かな。でも私たちには高評価。こういううどんだと思って食べれば、とても美味しいです!
移転先でまた開店できればという話なので復活してくれればまた食べに行きたいですね。おばあちゃんいつまでもお元気で!
うどん食べ歩き終了
結局今回は4店舗にとどまりました。前回は車で8店回りましたから、パパ的には物足りない結果だったでしょう。やっぱり電車で回ると時間がかかる上に疲れるのでたくさんは回れませんね。ことでんのフリーパス代を考えたら、安いレンタカー借りても良かったかもしれません。
この後はこんぴらさんへ向かいます。