長女の冷めないアスレチック熱。どこか行きたいところある?と聞くと、決まって出てくる「アスレチック」の一言。昔行った戸隠の忍者村が楽しかったらしく、忍者村みたいなアスレチックに行きたいらしい。小学校も高学年にもなるとただの遊具がある公園じゃ段々満足できなくなってきたということか。
横浜でアスレチックというと、つくし野のアスレチックが思いつくのですが、実はもう1か所栄区にアスレチックがあるのです。私もこの日まで全然知りませんでした。どうやら個人でこじんまりと経営されているのであまり知られることがないようです。
色んな意味で面白そうなので、行ってみることにしました。
アクセス
最寄駅は根岸線港南台駅。そこから神奈中バスに乗って山手学院入口というバス停で降りて歩いて5分でたどり着くようです。が、バス便が1時間に1本~2本と少ないので車で行くのがベストでしょう。
車でのアクセスもこれまた分かりにくく、迷いました。県道23号線の山手学院入口という交差点から入り、用水路沿いに走ると青い屋根の一軒家が見えてきます。
看板が出ていないと、普通の家なのでとてもアスレチックがあるようには思えないです。
駐車場は家の横に数台停められるようですが、空いていなかったため道を挟んだ畑の中の空き地にとめさせてもらいました。駐車料金は無料です。
アスレチック料金
大人700円、小学生500円、幼児300円。我が家は4人で2200円。うーん、結構いいお値段ですよね。つくし野が大人800円なのでそれよりは安いけど・・・。
老朽化した施設内容を考えるとどうなんでしょうね。
受付で料金を払ってからゼッケンをもらいスタートになります。おじさんがバッチリ受付で目を見張らせてますので、どさくさに紛れて中に入っちゃうとか絶対無理ですからね。料金が高いと思っても素直にお支払いしましょう。
竹藪のサバイバルアスレチックコース
それではアスレチックスタート!
入口から、おいおいここ入っても大丈夫なのかい?と一瞬戸惑ってしまう雰囲気です。子どもたちは拳を高く振り上げ臨戦態勢であります。
まずこのアスレチックの説明書きから。まじか!500キロカロリーも消費できるなんて、どんだけハードなアスレチックが待ち構えてるのか・・・ちょっぴり不安な気持ちにさせてくれます。ライザップに行くより、毎日700円払ってここに来た方が効果的なダイエットができるかもしれません。
戦国時代の合戦絵巻かと思った。古すぎて何がなんだか分からないけど、とにかくたくさん種類があるということだけは分かりますね。
まず山の斜面を登らないとスタート地点に立てないという、恐ろしいつくりになっています。間違ってもサンダルなんかで来たらひどい目にあいます。アスレチック本体はやらなくても結局この斜面をのぼっていかなくてはならないため、付き添いでもしっかりとした運動靴で参りましょう。
やっとスタート地点まで上がってきました。これから様々なアスレチックが待ち受けているかと思うと湧き上がる喜びを抑えられず踊る長女。それにしてもすごいところに作ったもんです。せっかくの晴れの日曜だってのに、日が全くさしこみません。
大きな防空壕らしきほら穴があったりして、ちょっと怖い・・・。
うちのパパは基本的にこのような外遊びを好みません。したがって、このような施設では戦闘能力が落ち、時折顔が能面のようになります。完全に家族サービスデーですね。
子どものためにパパも頑張りますが、すでにげんなりモード。しかし、少しでも動作が止まると蚊が容赦なく刺してきますので休めない。ここのアスレチックは大人がやってもなかなかの難易度。5歳の次女にはちょっと難しかったかな。小学校低学年あたりまでは大人のサポートが必要です。
このような大型のアスレチックもあり。これを個人で作ったなんてすごいですよね!この滑り台片方が使用禁止なのに気づかず滑ったら、木がささくれだっていて危なかったようです。このように、メンテナンスがギリギリのラインでされている(;^ω^)ので大人がチェックしながら遊んだほうがいいと思います。
ロープがゆるゆるですがターザンロープもあり。老朽化による絶妙なぐらつき感がスリルを倍増させてくれます。
パパは戦線離脱。もはや蚊に刺されてもどうでもいいほど疲れてしまったよう。おばショットポーズで天を見上げています。笑えるので写真撮ったら怒られた。
だからロープがゆるゆるだって(笑)ブランコが地面についちゃってるけど、ここまでくるとそんなのどうでもよくなります。大人が乗ると地面をお尻でスライディング。ってか大人が乗って大丈夫だったのかな、これ。でも、なかなかのスピードなので面白かったです。
ロープにまたがって、どこかに飛び移るっていうやつ。そのどこかが結局分からず。飛び移る方向を間違えると、崖に転がり落ちるという命がけな遊びです。
丸太をかついで一回り。
気が腐ってたり、ねじがゆるんでたりする部分もあり。でも繰り返しになりますが、ギリギリのライン(これ以上放置すると怪我人出ちゃうライン)でメンテはされているので危なく見えますが、まぁ大丈夫なのでしょう。ロープなども補強されてるようです。もしかしたら、不安感を煽るために計算の上でこの状態を保っているのかも?・・・それはないか。
ということで40種類のアスレチッククリアー!長女だけやり遂げました。最後にご褒美?のロング滑り台。ちなみに最初から最後まで誰にも会わず貸し切り状態でした。
500円くらいの料金だったら、もっと人が来ると思うんだけどね~。やっぱり料金が高いかな。でも、人が全然いないのでアスレチックを独占できます(笑)人混みが嫌いな方はぜひどうぞ。
とにかく蚊が多いので虫よけ必須。(今回虫よけせず刺されまくりました)
小さい子はしっかり歩けるくらいの年齢じゃないと、まず斜面を上がっていけないので最低でも3歳以上かな。
突っ込みどころ満載のアスレチックで楽しゅうございました。