9月3連休に愛知方面へ行った際に、岡崎で立ち寄った八丁味噌蔵見学の紹介です。
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八丁味噌蔵は日本に2つだけ
八丁味噌は愛知県岡崎市八帖町にある「まるや」と「カクキュー」でしか作られていません。中京圏に色んなメーカーがあると思ってたので、意外でした。この2社はなんと江戸時代から続いてるそうです!まるや、カクキューともに無料で蔵を見学することができます。今回はカクキューの見学に行ってきました。
八丁味噌蔵見学
3連休の中日、お昼過ぎに到着。さすがに、駐車場にはたくさんの車が並んでいます。大きな建物に大型バスが横付けされていて、立派に観光施設ですね。
受付で見学を申し込むと10分後の回に案内されました。時間になるまで売店をウロウロ。色々な種類の味噌や味噌を使ったお菓子などなかなかの品ぞろえ。
時間になったので見学開始。1グループ15人くらいでしょうか。案内の人に連れられて蔵の説明を聞きます。時代のある蔵らしいのですが、流し聞きしてしまったのでほとんど覚えてません(;^ω^)
蔵の外観を一通り見学した後、見学棟の中へ。八丁味噌の看板が時代を物語っています。
蒸した大豆を何往復もかけて、上に運ぶ様子。天井は隙間ができていて、下から上がった暖気が上に上がり発酵しやすくなるそうです。それにしても昔の人の働きっぷりは素晴らしいです。
発酵させた味噌玉を今度は樽につめていくんだって。蔵の中に入ってるおじさんが指揮役でしょうか。しつこいけど昔の人って働き者だよねー。
これが味噌を詰める巨大な樽。この展示されているものは江戸時代のものだそうです。
展示を見た後は、いよいよ味噌蔵へ。整然と蔵が並んでる様子は圧巻。思わずおおーっと声が出てしまいます。蔵の中は味噌の香りがすごい!ところどころ床にもろみが垂れています。普通の味噌は熟成途中で攪拌しますが、八丁味噌は石の重みを利用して、ゆっくり熟成させていくので、樽に詰めたらずっとこのままだそうです。石の積み方にもコツがあるんでしょうね。
蔵を出たところで、次女が飽きてうずくまる。5歳に工場見学系はつまらないですよね(;^ω^)もうちょっとで終わるからとなだめながら、何とか歩かせます。
お待ちかねの試食コーナー
見学後試食コーナーに案内されます。むしろこっちがメインか(笑)。八丁味噌と赤だし味噌で作った味噌汁と一口サイズのこんにゃくの田楽が用意されてました。先に八丁味噌から飲んでくださいと言われたので、言われた通り八丁味噌からいただきます。八丁味噌は高級味噌だけあって、香りとコクがあってすごい美味しい!普段飲んでいる赤だしとは全然味が違います。そのあと赤だしの方を飲んだら、よーく違いがわかります。赤だし味噌だけで飲んだら、普通に美味しく感じるのでしょうが、比べてしまうと風味が薄くかんじますね。
飽きてグズグズだった次女も1杯飲んだら元気復活!「お味噌汁飲んだらちょっと元気になってきちゃったー」だって。もう一回飲みたいと列に並びなおしておかわりしてました(;^ω^)
八丁味噌は高かった・・・
あまりにも八丁味噌の味噌汁が美味しかったので、これはぜひ買って帰ろうと思って売店を探したら・・・
ガーン( ;∀;)800gで2000円します!普段1キロ500円くらいの味噌を買ってる身としては高すぎて手が出ませんでした。半分の400gサイズが売ってれば買いたかった。八丁味噌は豆味噌なので小分けにすることができないそうです。残念!
そのかわり、お土産に赤だし味噌を2パックもらいました♪自宅で赤だしを作って飲みましたが、美味しかったですよ。
〆は味噌ソフトクリーム
帰りは売店外にあるソフトクリームを食べました。
ほんのり、味噌の塩気と香りがして意外にもいけました。
八丁味噌蔵はここにしかないので、岡崎に行く機会があれば2つの蔵を見学してみると楽しいと思います。まるやも試食とお土産があるようですよ。実際に味噌を作ってる様子は見られず説明が中心なので、小さい子供にはちょっと退屈かもしれませんね。