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合宿気分が味わえる破格な宿 クリオネキャンプ場ログキャビン宿泊記

4泊5日夏の道東旅行3泊目に泊まった宿の宿泊記です。

 

 

www.yokohama-traveler.net

 

キャンプ場とありますが、ゲストハウスやライダーズハウスがメインとなっていて、ライダー・チャリダーバックパッカーの間では有名な宿のようです。(一応キャンプサイトもありますが、ソロキャンプ向けかな)

楽天トラベル経由で予約しましたが、とにかく驚きの宿泊料!あまりにも安いので多少の不安を抱えつつの宿泊となりましたがいかに。

 

アクセス 

知床斜里駅からギリギリ徒歩圏内でしょうか。公式サイトには1.8キロとありました。車であれば5分もかかりませんから、買い物には便利。ただし、駅周辺それほど店は充実してません。夜に到着したので、入り口が分からなくてグルグル回ってしまいました。

ウトロから車で30分ほどの距離なので、知床観光の拠点としても使えますね。

ゲストハウス

受付はゲストハウスで行います。キャンプ場とライダーハウス利用者はここには入れず、ゲストハウスとログキャビンなどの宿泊施設利用者とのすみわけがされています。マナー的な問題があるのかな。テレビがある共用スペースを中心として温泉、キッチン、洗濯機などの主要な施設はすべてここにあります。

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自炊スペースは驚くほどの充実ぶり。調味料類もほとんどそろっているので、食材さえ調達してくれば何でも作れそうです。

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お茶やコーヒー、味噌汁をセルフで自由に飲むことができます。滞在中、かなり利用させてもらいました。

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1回100円で洗濯機が利用可能。一定時間で電源が切れる仕組みになってるようで(45分?)長回ししたい場合は追加料金が必要。

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こちらが温泉を引いている家族風呂。2つあり、カギをかけて貸し切り利用できます。タオルも備え付けでおいてあります。22時まで利用できるのですが、21時過ぎに入りに行ったら、埋まっていて10分くらい待ちました。この時間結構お風呂待ちの人がいたので、早めに利用したほうがよさそうです。

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モール泉という珍しい泉質。十勝が有名ですがここでもあるんですね。灯油のような匂いがして茶色がかっています。こんなところでこんな良質な温泉に入れるとは!脱衣場などもキレイでしたよ。

ログキャビン

さて、今回利用したログキャビンの紹介です。ここで個室で利用できる宿泊施設はログキャビンの他に一棟貸しの「山小屋」二人利用の「バンガロー」、ゲストハウスも個室利用できるようです。

ログキャビンは20畳の大きいタイプと8畳の小さいタイプが隣り合わせになっています。壁が激薄なので、隣の声や物音は手に取るように分かります(;^ω^)。このときはたまたま隣も家族連れだったので、生活時間が似ていたためそれほど気になりませんでしたが、これが大騒ぎする若者グループとかだったら地獄でしょう。神経質な人は一等貸しの山小屋をおすすめします。

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ちなみに宿泊料金は大タイプ8800円、小タイプ4800円!!です。今回大タイプしか空きがなかったのでしょうがなく広い方にしましたが、家族連れなら狭い方で十分ですね。山小屋は同じ8畳で5800円です。首都圏のオートキャンプ場のテント泊と変わらない料金で泊まれるんですから破格です!

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ログキャビン前にはテントサイト。台風が来ていて雨風強かったので大変だったのでは。屋根と壁があるってありがたい。

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ログキャビンの隣に炊事場とトイレがあります。キャビンにトイレがついていれば完璧なんですけどね。まぁこの宿泊料では贅沢はいえません。炊事棟でコンロを持ち込んでバーベキューができると書いてありましたが、テント利用のキャンパーさんがずっと使用していて、使うのはためらわれる雰囲気。雨だったので、しょうがないですね。

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トイレは汲み取りと口コミにあったので心配してましたが、簡易水洗でまぁまぁきれい。洋式で良かった。抵抗がある人はゲストハウスまで行けばきれいなトイレがあります。

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そして中の様子。20畳だけあって無駄に広い(笑)。友達同士大人数で泊まったら楽しいんじゃないかな。キッチンも一通り必要なものはそろっているので(調味料はありません。ゲストハウスまで行きましょう)簡単な調理はOK。これはまさに合宿所。なんだろう枕投げしたくなる(いい大人なのでしませんでしたけど)そんな雰囲気。

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布団もまぁまぁキレイで問題なく利用できました。掃除もきちんとされていて、キャンプ場のバンガローでありがちな虫の死骸なんかは一切なく予想より快適に過ごせました。開けられる窓が小さいので風が通りにくくて、ちょっとムシムシ。玄関ドアを全開にして換気。台風のおかげで風が吹き抜けてすっごい気持ちよかったです。北海道の空気はカラっとしていて本当に快適ですね。

 

場内の様子

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バーベキューハウスとその奥のライダーハウス。夜はここで大人数でバーベキューをしていてにぎやかでした。若者が酔っ払って熱く語ってました。結構夜遅くまでやってた様子ですが、ログキャビンのほうまで声は届かないので大丈夫でした。

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こちらはバンガロー。本当に小さいので二人でいっぱいですね。

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ログキャビンからゲストハウスまで、行き来するにはちょっと面倒な距離。夜は真っ暗になるので、備え付けの懐中電灯を持っていきましょう(私たちは懐中電灯があることをアウトの時に気付いた)

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な、な、なーんと!イチゴ狩りが無料でできます!8月なのでほとんどなってなかったけど、少し残ってるイチゴをいただきました。

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散歩してたら見つけた。こんな裏側にテント張ってる。小さなテントしか張れないと思ったけど、ここならファミリー向けテントでも大丈夫そうですね。

 

まとめ

宿泊料金の安さに心配がありましたが、家族利用でも十分快適に過ごすことができました。神経質な人には向きませんが、普段キャンプをし慣れているなら、キャンプ場のバンガローだと思えばこんな充実したバンガローは他にはないので満足できると思います!

一つだけ難点をあげるとすれば、チェックアウトが9時と早いこと。うちも朝、温泉にもう一度入ったため支度に手間取り9時ギリギリになってしまいました。ちょうどキャビンを出ると、掃除係のお姉さま方が待機状態。チェックアウト時間は厳しいようです。

追加料金を払えば、延長はできるみたいですけどね。

以上、クリオネキャンプ場宿泊記でした!